新作絵童話「どたばたへなちょこ探偵団」第4巻出来!
投稿日:2025年03月04日(火)

「どたばたへなちょこ探偵団」第4巻「ねらわれた宝石ピッグアイ」が出来上がりました。なかなかな本格推理なお話しです。絵童話ですので、絵の中にヒントがあったり、登場人物のセリフに意味があったり。本の丸ごとをお楽しみいただけます。おまけに各巻2話読めます。なんてお得!
今回の1話目はいよいよ怪盗登場「ねらわれた宝石ピッグアイ」です。探偵の宿敵にはやっぱ怪盗が出てこないとですね。ベタですが楽しい展開です。でも、この怪盗は価値のない子どもの所有するおもちゃフィギュアの宝石を盗みに来るってんですから、ちょっとどういうことですか。という気持ちでお読みください。その謎がこの事件のポイントだったりします。そこんとこを読者も推理しながら読み進めるというのが、このてのお話の醍醐味ですね。
2話目が、実は童話界初の新機軸です。定点観測童話とでも言いましょうか。まるで客席から舞台を見ているかの如く、同じ部屋のシーンの絵だけが20場面以上続きます。その部屋に登場人物たちが出入りする中で、事件が起きます。その名も「トイレでマンガはよまないで」。アガサ・クリスティの戯曲「ねずみとり」などからインスパイアされました。童話の場面作りでも、このスタイルは面白いと思ったのです。事件は全てこの部屋の中で起き、展開し、解決します。描いていて面白かったです。基本シチュエーションコメディタッチ。好きなんです。そういうの。ぜひ本を手に取って、ご自身の目でお楽しみください。また、感想なども本のカバー袖のQRコードからぜひお寄せください。このホームページの問い合わせホームからもお気軽に感想だけでも送ってくださると嬉しいです。

